シーバスロッドの基礎知識とおすすめロッド

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シーバスロッドの各部の名称図

シーバスロッドのパーツ基礎知識

1.ガイド

ガイドは糸を通すパーツのことで、先端のガイドをトップガイドと呼ぶ。

素材はラインに接する部分以外はステンレスチタンカーボンなどの素材で出来ている。

ステンレスは丈夫で安いので低価格モデルのロッドは大抵ステンレス。重いし、塩が付くとサビが出ることがある。

チタンは軽くて丈夫でサビが出ない素材。当然値段は高くなるので大きなガイドには採用しづらい。低価格モデルのロッドにもトップガイドなどで採用されることがある。

カーボン素材は最高級素材。当然最上級モデルにしか搭載されていないが最も軽く固いので感度は良い。一番重要なのは操作性でキャストの精度は自分でもびっくりするほどあがる。

ラインと直接触れるリングの部分には別の素材が使われており、ハードロイSiCゴールドサーメットトルザイト・ルビーなどの素材がある。

「ハードロイ」はいわゆる、「せともの」で固く性能は悪くないものの割れることもある。低価格モデルはハードロイのガイドが多い。

「SiC」は昔は高級モデルのみの搭載だった素材であるが最近はかなり低価格モデルでも搭載されている。
特徴としてはダイヤモンドの次に固い素材で、熱伝導率が非常に高く、すべりが良いのでラインが痛みにくいと言う優れた素材。
固いが衝撃には弱く割れたりかけたりすることもあるので注意が必要である。

ゴールドサーメットは最高級素材で高級ロッドに搭載される。金属のように金色の素材で、衝撃に強く割れにくいためトップガイドなどに用いられる。(最近はほとんど使われない)

更に2014年ごろからはトルザイトと呼ばれる新素材のリングが誕生し、シェアを伸ばしている。SiCを超える強度を持ち、圧倒的に軽く作れるため今後期待されている素材ではあるがまだまだ価格が高く中位モデル以上のクラスにしか搭載されていない。

ガイドの形状は様々だが、最近流行のKガイドと呼ばれる特殊な形状のガイドは、ラインがらみが少なく使い勝手がよい。新発売の機種には大抵このKガイドが搭載されているが、最近はさらに進化したKRコンセプトのガイドが発売されてKガイドはKRコンセプトに移行している。

2.ブランクス

ブランクスとは、ロッドの本体の部分のことで、中が中空の構造になっているためブランクスと呼ばれる。

カーボン素材で作られたものが多く、作り方によって魚に引っ張られた時、先のほうが曲がるファーストテーパーとバッドのほうから曲がるレギュラーテーパーにわかれる。振ってみたり、天井に当ててみたりして試してみるとよい。

乗りが良くばらし辛いのがレギュラーテーパーで、シーバスロッドは大抵レギュラーテーパー。

ファーストテーパーはアタリが非常にわかりやすいロッドで、船釣りロッドやバスロッドなどに多い。

ブランクスの話で付け足しておくと最近は繊細なバイトを取るためにティップのみソリッドという中身のつまった素材を使うことがある。バチ抜け時などの繊細なバイトをかけるためには非常に有効だがアタリがわかりづらいというデメリットもある。

3.グリップ

グリップはコルクEVAという固いスポンジみたいな素材で出来ている。

コルクは昔からルアーロッドに良く使われてきた素材で肌触りがよく、適度な柔らかさもある。見た目も高級感が出るのでコルクのファンは多い。デメリットとしては汚れが目立ちやすく、自然素材なので耐久性は劣る。良いように言い換えると、メンテナンスで味が出る。

EVAはかなり色々な固さが存在するので製品ごとに触ってみないとどんな感じかはわからない。柔らかすぎると違和感があるし、固すぎると変なごわつきのようなものを感じる。大抵黒いのでさほど汚れは目立たずメンテナンスは楽。耐久性もそれなりに高い。

グリップの形状は、かなり個性が際立つ。リールシート部とグリップエンドがわかれた、セパレートグリップと全てつながったストレートがあるが、どちらが優れているというわけでもないので好みで選んでいい。

4.リールシート

今はねじ込み式が主流。ねじ部分が出ているか出ないかで持ち心地が変わってくる。

リールシートを量産している富士のパーツをそのまま使ったロッドはいまいちフィットしないがロッドメーカーがそのロッドの為に設計したリールシートは手にフィットするように作られている。

5.つなぎ

シーバスロッドは長いので大抵は1ピースではなく2ピースが基本。3ピースや携帯に便利な4ピースなどもある。

最近のモデルでは通常インローつなぎを採用しているので感度はほとんど落ちないし曲がりも不自然な曲がりにならないが並継ぎだと変な曲がりになったりしてしまうので注意が必要。

継ぎ目はたまに緩むが3ピースや4ピースと継ぎ目が多くなるほど緩みやすいので常に注意が必要である。緩んだ状態で魚がかかると継ぎ目が割れてロッドが破損する・・・。

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シーバスロッドの選び方

基本的なパーツについての説明が終わったので次にシーバスロッドの選び方について紹介していく。

シーバスロッドの長さについて

まず、長さからいくとシーバスを釣りに行く場所にもよるが汎用性が高いとされているのが8.6フィートという長さである。

この長さが運河から河口、港湾まで一通り攻めることの出来る長さ。足場の高い場所でもギリギリ使えるし、サーフでも波が穏やかならこの長さで問題ないだろう。

ただ、港湾や運河で8.6フィートではピンポイントキャストが難しいので7.6フィートがいいとか、波のある遠浅のサーフだと飛距離や取り回しで9.6フィート以下は話にならない時もある。自分が一番良く通うことになるであろう場所で活躍しそうな長さから買うというのもあり。

シーバスロッドの固さについて

次に固さの話であるが、シーバスは非常にばらし易い魚である。瞬発力が高くパワーもあるシーバスはロッドの曲がりのタメで対応しないと口切れなどで易とも簡単にばれてしまう。カチカチの竿を使うのはおすすめしない。最初に買うロッドはやりとりが楽なL(ライト)クラスのロッドが良いだろう。

M(ミディアム)以上のロッドが必要な場面は、それなりに巻き心地の重いルアーを使用する場面やジャークを多用する場面。重いバイブレーションを柔らかい竿で巻くとしんどいし、ジャークを柔らかい竿でやっても動きが切れのあるダートが生まれない。
余裕があれば柔らかいLクラスのシーバスロッドと固めのMかMLクラスのシーバスロッドの2本持っておくと重宝する。

シーバスロッドの重量について

ロッドの重量の話に移る。

ロッドは軽ければ軽いほど疲れなくて集中できて、軽いほどアタリもわかりやすい。

ただし、カタログの自重の項目に騙されてはいけない。ただ単に自重が軽くても持ってみて全体のバランスが悪ければ重く感じる。重要なのはリールをつけて持ってみたときのバランスなのである。そのため、グリップエンドにバランサーを入れて、自重を犠牲にしている竿さえあるくらいなのだ。

管理人の経験談を少し・・・

私が初めて買ったシーバスロッドは「ジャンピングジャックII」というティムコのロッド。大体その当時17000円の売価であった。3ピースの竿であったが手元の方のつなぎ目が緩みやすく、気づかないうちに緩んでいて魚がかかった瞬間に折れた。保証期間内だったので金を払って取り替えたのだが交通事故でまた折れたのでもうロッドにお金をかけるのがいやになって谷山商事という関西の釣具問屋が発売していた「シープローラー802」という竿を買いなおした。このロッドは恐らく5000円ほどで買った。

安くセパレートグリップ好きの私はこの竿を気に入った。固さは結構固く、港湾のストラクチャーをジャークで攻めるスタイルにはピッタリだった。
しかし、安い竿にはそれなりの理由があり、ひたすらにライントラブルが多かった。PEラインを使い慣れないせいだと思っていたが、新しいシーホークを買ってからはトラブルが激減したのでこのロッドのせいだったのだろう。
大学4年生くらいの頃のメインロッドだったのでこの竿だけで100匹以上のシーバスを釣り上げたことになる。70センチのシーバスもこの竿でゲットしているので中々丈夫なロッドであったといえるが、最後はラインを出そうと思って引っ張ったら軽く折れた。問屋物の竿はハードに使うと1年で寿命がくるのだろう。

結局、シーホークスペシャルエディションという当時釣具屋だったパワーで安く買えたが27,000円も払った竿。この竿は7年使っても特に問題なく使えている。やっぱり高い竿は長持ちする。3回ぐらいこけて折れそうなショックを与えたのに特に問題ないというのは凄いと思う。

超おすすめシーバス用ロッド

比較的お求め易い価格帯のシーバスロッドを中心にご紹介

アブガルシア(Abu Garcia) ソルティーステージKR-Xシーバス
◯見た目よし。最新技術全部つめこみ!
KRコンセプトのガイドにXクロスと最新の機能を搭載して1万円台という価格帯・・・さすがアブガルシア!といったコストパフォーマンスの高さが目立つロッドだ。
シマノ(SHIMANO) ディアルーナXR
◯大ヒットシーバスロッド!有名ロッドビルダーに他社では作れないロッドを作ることが出来ると言わしめたシマノのロッド。
シーバスロッドでは少し使いづらい感のあったバイブレーションの扱いも問題ないパワー。シーバスのデーゲームには特におすすめ。
ダイワ(Daiwa) シーバスハンター
◯激安!1万円以内でこれほどいい竿は他に存在しないだろう。
世界の釣具ブランドダイワ製のエントリー機。Xテープはバット部分のみとあまり効果は期待出来ないもののオールSICガイドもついてこの値段なら入門としては十分すぎる。
ダイワ LABRAX(ラブラックス) AGS
◯実用最高レベル
モアザンに使用されているAGSが搭載された実用機。高価だがモアザンよりは手の届きやすい価格設定のロッド。一気に釣りのレベルを上げるならこのロッド。


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管理人の使ってるロッド

2013年に購入したニューロッド、「モアザンAGS」については釣活ブログにてインプレッションを書いています。めっちゃ釣りがうまくなる竿。

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